レスキュー

大自然を相手に遊ぶダイビングでは、ときとして予想外のアクシンデン トに遭遇する場合もあります。ほんのささいなことがきっかけで大きなトラブルにつながるケースが多いのです。たとえば、水面で水を飲んで慌ててしまったり、エントリー時や水中移動時にスクーバ器材をひっかけて身動きがとれなくなってしまったり…落ち着いて対処すればすぐに解消できる小さなトラブルが原因となって、一瞬にしてストレスから不安、パニックへと拡大していってしまいます。  
こうしたトラブルが発生してもすぐに対処できる知識を備えるとともに、 トラブルを未然に防ぐ能力を身につけ、さらに万が一の事故の際の救命方法までを学ぶのが、レスキュー・ダイバー・コース(RED)です。実際の講習では、疲労したダイバーや負傷したダイバーの救助方法、水面アシストの方法、陸上での搬送方法、応急処置、救急の場合の速やかな通報の仕方、水中捜索方法など、現実に役立つ知識をトータルに学びます。
このコースを受講することにより、安全意識、他のダイバーを気遣う意識が高まるのはもちろん、ダイバーとして大きな自信をつけることができるでしょう。すべてのダイバーに受講していただきたいコースです。
このコースではレスキュー隊員のような『海難救助の専門家』を育成するのではなく、トラブルを未然に防ぐことができ、もしレスキュー現場に遭遇した場合で自信をもってダイバーのお手伝いができるようなダイバーになることを目的にしております。
楽しいダイビングをトラブルに遭遇し嫌いにならない為にも…

 

※動画「PADI -レスキュー・ダイバー・コース」で、講習内容をご紹介します。
※音声が流れますので音量にはご配慮ください。


◆参加条件:PADIアドベンチャー・ダイバー以上、または同等の他団体Cカード取得者。かつ、Emergency First Response(EFR)の終了者、または同等資格の終了者
◆講習日数:3日間(スケジュールなどはお客様とライブシーンで相談しながら決定)
◆講習費: ¥35,000(税別) ライセンス申請料¥5,180(税別)
◆教材費: ¥17,972(税別) 内訳/REDマニュアル・DVD・ポケットマスク・申請料
 ※別途、海洋実習費が必要になります。

 

STEP-1 お申し込み手続き
STAFFと相談しながらアドベンチャーダイブの内容をを決めていきましょう。
料金やスケジュール、コース内容につきましてご理解いただけましたら必要書類にご記入いただきます。
書類へのご記入が終わると必要な教材を受取りコースの始まりです。
講習スケジュールはSTAFFと相談しながら決めていきましょう。
※お申込金として¥10,000 もしくは講習料金の全額をお支払いください。

STEP-2 自習
お渡しいたしました教材を使用し自習を進めてください。
1~5章までのナレッジリビュー(知識の復讐)をご記入ください。
※海洋実習までに必ず自習を終了させておいてください。

STEP-3 学科講習(クラスルーム) 所要時間:3~4時間
インストラクターと一緒に自習をしていただいたナレッジリビュー(知識の復讐)の答合わせをしましょう。
『どういったことがトラブルの原因になるのか?』『起こったトラブルの対処方法は?』など、ダイビングにおけるレスキューの場面を想定しながら、レスキューダイバーとしての基本知識をマスターします。

STEP-4 オープンウォータートレーニング(海洋実習) 所要時間:2日間
事前に学科講習で学んだ知識を基に実際にダイビング中に起こりえるトラブルに対処できるスキル(テクニック)をマスターします。このコースではレスキュー隊員のような『海南救助の専門家』を育成するのではなく、トラブルを未然に防ぐことができ、もしレスキュー現場に遭遇した場合で自信をもってもお手伝いができるようなダイバーになることを目的にしております。
楽しいダイビングをトラブルに遭遇し嫌いにならない為にも…

STEP-5 認定手続き
担当のインストラクターが所定の書類にサインをするとレスキューダイバーの誕生、おめでとうございます。
これからは自分自身がダイビング中にトラブルに遭遇しないために的確な判断のできるダイバーとして、より安全なダイビングを楽しみましょう!
また、定期的に開催するレスキューダイバー以上のメンバーさんと一緒に行う『合同レスキュートレーニング』に参加し、レスキュースキル維持もレスキューダイバーとして必要です。